季織苑工房/粟野商事株式会社

株式会社新田
新田源太郎

新田さんのものづくり

私たち新田は、ものづくりを通じて、歴史・文化・伝統を継承し、
全ての人に喜び、やすらぎ、幸せを提供することを目指しています。
たとえ小さな端裂であっても最後まで生ききらせたい、そんな思いを込めて、長く着ていただけるものづくりに励んでいます。

新田さんの歴史

江戸時代に武士の家だった新田家は、米沢藩からの命を受け、機に向かい始め、
創業明治17年(1884年)米沢袴地といえば新田とまで言われるようになりました。
昭和38年頃、3代目秀次と妻、富子が紅花と出会い、紅花の復興に尽力し、
4代目英行より、染めから織までの一貫生産化を進める。
現在は、源太郎が5代目として代表になっております。

新田さんの染め

新田式括り染めという手法により染めております。
真綿の半分をしっかりと結び、染料が入らないように防染してから半分を染め、それを解いてから
染めあがった方を同様に防染して染め、再び解き、それを手で切れないように引き出すことで2色の色が入るようになります。
紅花以外にも、くちなし、梅、ざくろ、きはだなど草木の色を使うことで、様々な色を生み出しています。
自然が生み出す、柔らかくも豊かな色彩をお楽しみください。

新田さんの織り

染めから降りまで、工房で一貫生産をしています。
着ていただく方にいいものを届けたい。そのためにはどうしたらいいかを日々研究しています。
いいものは手にとったとき、着たとき、見たときにきっと伝わると思います。
そのような感覚をより多くの方にお届けすべく、これからもものづくりを続けていきたいと思います。

株式会社新田

〒992-0053 山形県米沢市松が岬2-3-36
TEL 0238-23-7717・7718
FAX 0238-23-7727